これで解決!妊娠線ができる理由とは?

妊娠おめでとうございます。

これから母親になっていく期待や幸せを感じながらも、日々変化していく体や体調などに不安はありませんか?

妊娠初期にはつわりなど体調の変化によって振り回されていたかもしれませんが、妊娠中期になると、心身ともに安定した生活を送ることができているかもしれませんね。

体調も回復してくると、つい食べ過ぎてしまったり、体が重くなってくると、なかなか動くのが辛いと感じることはありませんか? そんな時期には、妊娠線もできやすくなります。

つい食べ過ぎる

ところで妊娠線は、なぜできるのでしょうか?

そこで今回は、妊娠線ができる原因についてまとめてみました。

原因が分かれば、不安に感じることもありませんよね。心穏やかにマタニティライフが送れるように、しっかりと理解しておきましょう。

なぜ妊娠線はできるの?~体重編~

妊娠線ができる理由は、大きく分けて3つあります。その中でも、妊娠線ができた人に最も多くあてはまる原因は、急激に体重が増加したことによるものです。

皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3層で成り立っており、一番下の、皮下組織は表皮や真皮ほど伸縮性がありません。おなかや胸が大きくなると、皮下組織の伸びが追いついていけなくなると、中に亀裂ができ、妊娠線ができてしまいます。

つわりが終わり食欲も出て、ついつい食べてしまいがちですが、おなかが大きくなりすぎると、妊娠線もどんどんできてしまいます。

またおなかだけでなく、おしりや手足など脂肪がつきやすい部分にもできることがありますので、食欲が増してくる時期は注意が必要です。

体重が増えすぎると、妊娠線だけでなく、出産時や産後にも大きなリスクとなりますので、ほどほどに抑えられるように自分自身でコントロールしましょう。

なぜ妊娠線はできるの?~ホルモン編~

妊娠線ができる原因には、副腎皮質ホルモンの作用が原因という説もあります。妊娠すると、「コルチコステロイド」という、副腎皮質が分泌するステロイドホルモンが増加します。

ステロイドという言葉に聞き覚えはありませんか?

ステロイドは、薬などで、アレルギー反応を抑えるために使われていることが多いです。しかしコラーゲンの生成を抑えてしまう働きもあるため、肌の弾力が妊娠前よりも乏しくなり妊娠線ができやすくなります。

また副腎皮質ホルモンが分泌されると、新陳代謝が抑えられることで肌が乾燥したり、免疫細胞が減少するため肌の免疫力や肌をバリアする機能も低下してしまいます。

これは、老化や身体が衰えている状態と等しくなり、妊娠線ができやすい状態になるのです。

皮膚のバリア機能

老化していく顔を想像してみてください。年齢を重ねると、新陳代謝も悪くなり、肌が乾燥し、肌のハリもなくなると、しわが増えたりしますよね。

この働きと同じで、皮膚も乾燥して弾力がなくなると、妊娠線ができやすくなってしまいます。

妊娠している以上、このホルモンの作用を抑えることはできませんが、日々の食事などでコラーゲンの生成を促しやすい食品を摂ったり、保湿することで改善することは可能でしょう。

なぜ妊娠線はできるの?~皮膚の潤い編~

妊娠中は上記のホルモンの他にも、エストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンの影響で、水分と皮脂の分泌のバランスが乱れ、皮膚が乾燥してカサカサしたり粉を吹いたりします。また乾燥のひび割れによって妊娠線ができやすくなります。

ひび割れるほど乾燥していなくても皮膚の潤いが足りないと、表皮が伸びにくいため妊娠線が出やすくなることもあります。

こういった変化は、妊娠をサポートするうえで自然な体の仕組みです。しかし乾燥をそのままにしておくと、妊娠線だけでなく、かゆみが生じたりシミやそばかすが増えるなどの肌トラブルにつながる原因にもなります。

そのため妊娠中は、常に肌を保湿することを心がけましょう。

どんな人が出来やすいの?

妊娠線のでかたには、個人差がありますが、どんな人に妊娠線が出やすいのでしょうか?

もともと細い人、体のわりにおなかが大きくなる小柄の人、腹筋が弱い人、おなかが急激に大きくなる双子(多胎妊娠)の人はできやすいと言われています。

主な原因は、急激な体重の増加ですので、妊娠して急激に体重が増えている人は要注意です。また妊娠していなくても、急激な体重増加で現れる人もいます。

それでは理想的な体重の増え方とは一体どのくらいなのでしょうか?

妊娠前に標準体重の人は出産まで7~12kgの増加がローリスクであると言われています。

妊娠初期では、つわりなどに苦しみ、食欲もあまりなかった人もいるでしょう。しかし妊娠4か月ごろから、体調も回復し食欲も出てくるので、体重は少しずつ増えていきます。

そのため中期には毎月1kg増を目標にしましょう。

妊娠後期ほど増加の幅が大きくなり、1週間おきに体重が1kg増えるということもあります。体重管理はしっかりと行いましょう。

また多胎妊娠でも赤ちゃんが一人の妊婦さんよりも体重が増えることは当然ですが、妊娠前よりも15kg以内の増加を目指しましょう。

これは、あくまで妊娠前が標準体重の人の理想値です。妊娠前に痩せていたり、太りすぎていた場合には主治医とよく相談し目標を設定することが大切です。

妊娠線は、5割以上の妊婦さんにできると言われています。妊娠線の量やできる箇所は、個人差があるので、目立たないところに少しだけ出たという人も数に入れると、ほとんどの人が経験するといっていいでしょう。

人それぞれ違うので、急激に太っても妊娠線ができない人や、体重が増えていなくてもできる人もいます。また妊娠した年齢が高いと出やすいです。

まとめ

妊娠線ができる原因は大きく分けて3つあります。

・急激な体重増加

急激に体重が増えると、風船のようにおなかがどんどん大きくなります。すると皮下組織の伸びがついていけなくなり、亀裂ができ、妊娠線ができてしまうことがあります。

妊娠線ができ始める時期は、食欲も出てつい体重が増えてしまいます。しかし体重が増えすぎると、出産時や出産後のリスクを伴うことがあります。体重の理想値を頭に入れて、上手くコントロールしましょう。

・ホルモンの影響

妊娠すると、副腎皮質ホルモンが増加します。このホルモンの働きによって、コラーゲンの生成が抑えられたり、新陳代謝が抑えられたりします。

すると肌が乾燥してしまったり、コラーゲンが生成も乏しくなり、皮膚に弾力がなくなると、妊娠線ができやすい体になってしまうのです。

・皮膚の潤い不足

妊娠中は、女性ホルモンの影響で、水分と皮質のバランスが崩れるなどして、普段乾燥することのない人でも乾燥したり、粉をふいたりすることがあります。皮膚が乾燥していると、妊娠線もできやすくなります。

また乾燥は他の肌トラブルにもつながりますので、顔だけでなく、全身の保湿をしっかり行いましょう。

妊娠すると、体の中で、いろいろな働きを起こすため、体調や体質までも変わってくることがあります。また体の中で起こっていることですので、予防することができないこともあります。

しかし、これは全て生まれてくる赤ちゃんを守るための働きです。

妊娠している期間は、お母さんと赤ちゃんをつなぐ大切な期間です。普段とは異なる体調の変化や、時には気持ちも不安定になることもあるでしょう。

しかし、こういったことを知るだけで不安も解消され、予防したり、改善することもできます。

心も体も健やかで、快適なマタニティライフを送るために、自分自身の管理もしっかり行ってくださいね。

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